あの有名映画も!サンフランシスコのLGBTタウンとは?

サンフランシスコは「ゲイの首都」と呼ばれるほど、LGBTフレンドリーな街です。しかしそれはいまの話。もちろん過去には同性愛が市民権を得ていなかった時代もありました。

2008年に公開された洋画『ミルク』をご存じでしょうか?俳優ショーン・ペン演じる実在した政治家ハーヴェイ・ミルクが、自らゲイであることを公表し、同性愛者の公民権獲得や地位向上のために奮闘した姿を描いた作品です。

そんなミルクにゆかりの深い土地が、サンフランシスコにあるカストロ地区。ミルクはここを拠点にゲイ擁護運動を展開していました。彼の存在はいまでも多くの人に語り継がれ、その功績はこの街全体をあげて讃えられています。

街には一年中レインボーフラッグが掲げられ、横断歩道もレインボーに塗装されています。通り沿いにはゲイバーやクラブ、LGBT向けアダルトグッズストアやドラァグクイーンの衣装店、LGBT権利団体施設などが並んでいます。治安もよく、LGBT留学を考えている方にとってはマストで訪れたい場所。さっそくおすすめのスポットをご紹介します。

【LGBT雑貨】HUMAN RIGHTS CAMPAIGN|ヒューマン・ライツ・キャンペーン

ヒューマン・ライツ・キャンペーン(HRC)はアメリカで有名なLGBTQ人権保護団体です。この雑貨店は、かつてミルクが運営していた「カストロ・カメラ」の跡地としても有名で、Tシャツやリストバンドなど豊富なLGBT関連グッズが揃っています。

【LGBT雑貨】Cliff’s Variety|クリフス・バラエティ

幅広い商品を取り扱っているお店です。店内には、レインボーフラッグのほかにも、トランスジェンダーフラッグ、レズビアンフラッグ、アセクシュアルフラッグなど多様なLGBTQ+フラッグが陳列されています。ドラァグクイーン用の衣装材料やウィッグも揃っており、すべての人に向けたサイズガイドも置いてあるので、デビューしたいという方にはうってつけかもしれません。

【書店】Dog Eared Books|ドッグ・イヤード・ブックス

こちらの書店には、通常のジャンルに加えて、LGBTに関する書籍が豊富です。クィア論などの学術的な本から、子ども向けのLGBT教育本、LGBT小説など、LGBTのなかでもより細かいジャンルに分けて陳列されており、LGBTQの皆さんは丸一日過ごせてしまうのではないかと思うほど。

【博物館】GLBT History Museum |GLBT 歴史博物館

GLBTとLGBTは何が違うのか気になるところですが、いたってシンプル。どのセクシュアリティを単語の先頭に置くかには、「ポリティカル・コレクトネス」が関係しています。つまり、性別などに基づく差別や偏見を防ぐために、政治的・社会的に公正中立とされる表現を使用するのです。この博物館の内容はゲイにまつわる展示が比較的多いですが、LGBTについて学ぶための資料や展示がたくさんあるので足を運ぶ価値があります。

【ファッショングッズ】KNOBS|ノブス

さて、そろそろ夜の街にも繰り出したいところですが、その前に気合いを入れるためにファッショングッズを揃えてみませんか?こちらのお店には、タイトなアンダーウェアから派手なタイツやブーツ、ハーネスなど、刺激的な商品がたくさん。LGBTタウンに来た実感が湧き、テンションが上がることは間違いないでしょう。

【バー】Moby Dick|モビー・ディック

カストロ地区で30年以上も営業を続ける老舗のゲイバー。店内のステージではドラァグ・ショーが開催されることもしばしば。ショーの内容はとてもユニークで、その華やかさに魅入ってしまいます。

【バー・クラブ】Beaux|ボー

ゲイクラブはアンダーグラウンドにあることが多いですが、こちらは大通りに面しており、大きな窓ガラスのあるオープンなクラブです。店内も広く、自分のペースで会話を楽しみながら、好きな音楽に合わせて踊りたいといった方にオススメのクラブです。

【ダンスクラブ】The Cafe|ザ・カフェ

このクラブは、少しディープな世界を楽しめるダンスフロアが広がっています。お店の外観はシンプルで明るいですが、店内は真っ暗な部屋に色とりどりのライトが光り、お立ち台では、きらびやかな衣装に身を包んだクイーンやゲイのパフォーマーが踊っています。夜な夜なダンスを楽しむ人々の熱気にあふれ、無性に踊り狂いたい夜におすすめしたいクラブです。

いかがでしたか?街全体がLGBTフレンドリーで、衰えることのない熱量を秘めたカストロ地区は、歩くだけでもパワーのもらえる街です。個性的なお店やイベントはまだまだたくさんあります。LGBT留学を視野に入れている方は、サンフランシスコのカストロ地区へ足を運んで見てください。

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