LGBTの学生にお勧めしたい語学留学

LGBTの学生の留学

留学の大きなメリットの1つは、諸外国の環境や文化はもちろん、経済的、政治的、社会的構造を感じ体験することです。自国との違いを認識し1人の人間として大きく成長することができます。

また、世界では、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア、インターセクシュアル、アセクシュアル、等のLGBTに対しての理解を深め、当たり前の存在として扱うことが今や常識となっています。(LGBTsやLGBTQなどの表現もありますが、本記事ではLGBTと表記します。)
日本でも少しづつ理解が進んでいるとはいえ、男女のどちらかしか存在していないことが前提で話が進んでいくことも多く、先進国としては未だ遅れている状態です。

もちろん海外がLGBTに対して寛容だといっても、各国または地域の文化的規範と法律によって異なる点もあります。
しかし日本でLGBT当事者として諦めなくてはいけないことが多く、生きづらさを抱えている人は、海外のLGBTに理解がある環境に留学してみることをお勧めします。

LGBT当時者に留学がお勧めな理由

〇ありのまま自分のままでいいと再認識できる

LGBT当事者の中には、「男らしく」「女らしく」しなさいという言葉をかけられたことがある人も多いと思います。
「~らしくしなさい」というのは、今の自分を認めてもらえていないと感じてしまいますね。
「~しなければならない」=「今の自分ではいけない」という固定概念が染みついてしまうのです。

和を重んじて周囲に同調することを重視されてきた日本では固定概念に縛られがちなのですが、それが普通になってしまうと他人と違う自分はおかしいのかと知らず知らずのうちに自分を責めてしまいます。
そして皆の常識に自分の常識を当てはめる必要はないと頭ではわかっているのに、長年染みついた価値観は中々容易には変わらないものです。

だからこそ一定期間海外に滞在できる留学をお勧めするのです。
海外では、見た目も人種も言語も文化も異なる人たちが胸を張って颯爽と歩いている姿を多く見かけます。
周囲の意見に捉われることなく自分らしく生きている人の多さに驚かされるでしょう。
そしてその経験こそが海外留学最大のメリットであり、価値観を大きく変えることができるのです。

〇英語を介して世界中の仲間と繋がることができる

英語というスキルは、人生の可能性を広げる大きな力になります。
共感したい気持ちがあっても今までは分かり合うことができなかった他国の人たちとも、英語を学ぶことによってより多くの人たちと分かり合うことができるようになります。
同性婚が認められている国に移住をする場合も、英語ができたほうが有利です。

また、諸外国ではLGBTに対する見方や扱い方はもちろん、その他のマイノリティに対しても理解が進んでいます。
あわせて移民が多い国(都市)では、幼いころから他者との違いを認めあう教育が根付いていることから、少数派に対する差別が日本に比べ少ない傾向にあります。
このような世界の価値観や文化を深く感じ、理解するためにも英語力は不可欠ですね。

海外には、文化や宗教だけではなく、肌の色や性的思考など問わずお互い尊重し合う社会があります。
LGBT先進国で日本とは違うLGBTコミュニティーを経験し、自分らしく生きる道を選ぶことができる人が一人でも多く増えてほしいと願います。

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