大学・大学院進学

海外の大学や大学院に進学するには

一般的な語学学校への留学は語学留学と呼ばれているのに対して、大学進学は正規留学と呼ばれています。正規留学の入学基準は、進学先の大学により異なるので、お持ちのスコア(主にIELTS、TOEFL)や目的・条件と照らし合わせ、決めていきましょう。
正規留学の期間は3年程度ですので、語学留学よりも、学費、滞在費、生活費が多くかかります。そのため、試験のスコアと資金面、どちらもあらかじめきっちりと計画を立てなければいけません。

英語ができないと留学できない?

海外の大学は、1度きりの入試で合格判定をしません。学校ごとに英語力の基準をもうけていますが、日本での学校の成績、入学志望などのエッセイ、推薦状なども重要です。現段階で英語力がなくても、他の部分で入学審査を行い、英語力がついたら入学を許可する条件付き入学を採用している学校も多いです。いまの自分にはどのような進路があるか、カウンセラーとじっくり相談しましょう。
また、スコアが足りていない場合、ファンデーションコースという1年間のプレ入学コースを受講すれば、学部に進学できる場合もあります。ファンデーションコースに入ったり、付属の語学学校などに通学し、入学条件を満たすまで学習をする人も多いので、スコア面で心配している方も、お気軽にご相談ください。

大学進学で人気がある国

  1. イギリス
  2. アメリカ
  3. カナダ
  4. オーストラリア
  5. ニュージーランド
  6. マレーシア
  7. フランス

日本の大学と海外の大学の違い

海外の大学は、日本にはなじみのないシステムを多数導入しています。先述のとおり、1度で合否が決まらない点もそうですが、専門学校や他大学から編入することができたり、専攻を途中で変えることもできます。専攻課目も豊富なので、自分の将来の目標を見据えて、都度、必要なコースを選択していけます。
また、日本の大学よりも参加型の授業が多く、自主性を身につけることができます。

海外の大学院留学

日本では、大学で優秀な成績を残した人が大学院で専門分野を究めるイメージがありますが、海外の大学院は、より実践的なケースを学ぶ場として開講されており、仕事帰りに通学している社会人もいます。
欧米では大学院へ進学する割合が高くなっていて、日本よりも学生数が多いです。海外の大学院では、学部の専攻と必ずしも一致していなくても入学を許可される場合がありますので、海外経験をより有益なものにするために大学院進学の可能性を追求しましょう。

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