2カ国留学

そもそも、2カ国留学とは

2カ国留学というのは、英語の『インプット』と『アウトプット』を効率よく行うための留学スタイルです。
英語圏への留学といっても、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど様々です。英語を学ぶという点では同じですが、留学先により特徴が異なります。例えば、『留学費用』、『滞在方法』、『授業スタイル』などです。特に授業スタイルについては、英語学習において非常に重要なポイントです。
上記にあげた欧米での留学の場合は、基本的にはグループ授業がメインになります。
もちろん、英語レベルに合わせてグループクラスは構成されますので、ある程度クラスメイトとの英語レベルは同じになりますが、1時間あたりの発話量は少なくなる傾向があります。英語レベルはさておき、積極的に話せるタイプであれば、直ぐに溶け込む事が出来ますが、グループの中で英語を話す環境に慣れるのに時間がかかる場合があります。

そこで、最近注目を集めているのが、『フィリピン留学』です。
フィリピン留学の特徴は、『リーズナブル』・『マンツーマン主体の授業構成』となり、短期間で英語力を一気に向上させる事が出来る為、欧米留学に行く前に、フィリピン留学で英語の基礎を固める留学生が増えています。フィリピン留学で英語の基礎力をつけ、英語を話す事に対する抵抗を無くす事で、2カ国目の留学先に行ってもスムーズに溶け込む事が出来るようになります。

2カ国留学のメリット・デメリット

2カ国留学メリットとしては、学費が高い欧米に留学をするよりも、フィリピン留学をする方が圧倒的に学費を圧縮出来る事が挙げられます。

例えば、
<アメリカ留学 1ヶ月の場合>
授業料:約1,600ドル
滞在費:約1,000ドル
生活費:約500ドル
合計:約3,100ドル(約350,000円)

<フィリピン留学 1ヶ月の場合>
授業料&滞在費:約150,000円
生活費:約20,000円
合計:約170,000円

誤差はもちろんありますが、
大まかには上記のような料金関係になります。1ヶ月の滞在で約2倍近くの差が出ています。
その中で、アメリカ留学はグループ授業、フィリピン留学はマンツーマン授業となると、どちらが費用対効果が高いのは一目瞭然です。

逆に、2カ国留学デメリットは、
フィリピン留学の場合、学校と滞在先が一体型になっているケースがほとんどで、通学時間というのがほぼゼロです。また食事も1日3食の提供があり、滞在中の掃除や洗濯も全て学校スタッフがサポートしてくれます。欧米留学の場合、交通機関を利用して学校に行ったり、スーパーで食材を買って自炊したりなど、学校以外で英語を使う実践の場が多くあります。その中で、英語が伝わらない、聞き取れないといった経験をバネにして英語学習にさらに打ち込む事が出来ます。
そういう意味で、『悔しい経験』をする機会がフィリピン留学の場合は少ないので、オールインワンの留学スタイルだからこそのデメリットと言えます。

オススメの2カ国留学プラン

欧米に直接行く方が良いのか、フィリピン留学を挟んだ2カ国留学が良いのかは、自分自身の目的によって大きく異なります。
英語をきちんと学習し、さらにフィリピンというまだまだ発展途上中の国で、英語学習だけではなく、滞在を通じて様々な事を学びたい方には2カ国留学はオススメです。
反対に、限られた期間の中での留学経験を積みたい方や、ワーキングホリデーでしっかり稼ぎたい方には、直接行く方が良い場合もあります。
ワーキングホリデーの場合は、早くいって稼ぎたいと言われて方も多いですが、フィリピンで英語力をつけてから行く方が、時給が高い職種につける可能性が高いので、結果的にはフィリピン留学を挟んだ方が稼げるという場合もあります。

その為、『英語学習+α』で何を学びたいかで決めるのも一つです。発展途上の環境でボランティア活動や国際協力をしたいなどの場合は、フィリピン留学がオススメです。

・フィリピン留学(短期集中)+アメリカ、オーストラリア、カナダ留学(本格的に学ぶ)
・フィリピン留学(短期集中)+マレーシア留学(インターンシップ)
・フィリピン留学(短期集中)+オーストラリア、カナダ留学(ワーキングホリデー)

など、留学プランは様々なので、
目的をはっきり決めた上で留学先を決めましょう。

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