留学後の自国での生活に慣れる方法

留学後の心境の変化

『留学は人生を変えてくれる経験』留学したことのある人は多かれ少なかれ感じたことがあると思います。私も例外ではありません。留学が終わったときの気持ちは未だに忘れられないものです。時間があっというまに過ぎて、「まだ家に帰りたくない!」と思ったことを覚えています。そんな刺激的な留学体験ですが、スムーズに帰国後の生活に戻るには、ちょとした心掛けが必要です。今回は私の経験を共有し、みなさんの留学後の生活の参考にして頂ければと思います。

帰国後のアドバイス

基本的なことかもしれませんが、海外で出会った人たちと連絡を取り合うようにしましょう。日本人留学生も外国人留学生も、今までの日本での生活で出逢うことができなかった貴重な存在です。ご縁を大切にしてください。メールアドレスや電話番号は聞きづらくとも、現代ではSNSで気軽に繋がることが可能です。お互いの国での日常を共有しながら新たな関係性を続けていくことができます。そして海外でできた友達は同じ経験や思い出を共有してきた仲間です。懐かしい話を互いに思い出すことで、自国での生活への活力に繋がります。

海外生活を経て帰国したあとは、なんとなく日本をつまらなく感じてしまい、日本社会に戻るのを拒んでしまう人もいます。家に引きこもり日本を否定するのは簡単ですが、それではせっかくの留学経験が台無しです。留学から戻った後も、新しい友達に積極的に会うようにし、同時に昔からの友達とも連絡を取り合うように努力してください。「なぜ日本は〇〇なのだろう」「海外はよかったな・・・」等と悩み過去に起こったことを思い出すのではなく、友達と積極的に外に出ることで「現在の自分」を再認識し、新しい自分として日本社会に復帰しやすくなります。

留学前と留学後では価値観が変わったという方も多くいます。今までの自分よりもオープンマインドになり、日本での人生観、教育、労働環境そして将来について今までとは異なる見方をしているかもしれません。もちろん海外がすべて正しく、日本の文化が悪い等の単純なものではありませんが、異文化での生活を通すことで、自分は何者で、何を望んでいるか、あなたを構成するいくつかの基盤が変わります。これらの変化を受け入れ、あなたが何者で、将来何になりたいか、を追い求める方法として利用してください。

どうしても海外生活が忘れられない時は

自国に戻ってもどうしても海外で生活していた時の自分が恋しい場合、私はポジティブな考え方に集中するよう意識していました。たとえば、今までは当たり前だった日本の景色や食事、文化、日本で経験できる全てのことにワクワクすることを意識しました。自分が海外にいたときは欲しくても手に入らなかったものですから。

また、急に海外生活が懐かしくなってしまった時の為に、こっそり「海外での思い出」をしのばせていました。私の場合はロンドンのオイスターカード(公共交通機関のカード)です。ふとしたときにそれを見るとあの頃の自分から元気を分けてもらえる気がするのです。海外での冒険がつまった小さな思い出は、勇気に満ち溢れていた自分の象徴であり、行きたくなったらいつでもそこに行くことができるという将来の目標にもなっています。

留学後の調整中は、前向きな姿勢を保つことを忘れないでください。自国での新しい生活に慣れるまでには時間がかかりますが、成長したあなたは必ず新しい自分として輝くことができますから。

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